IE9ピン留め
世界遺産・ヴュルツブルク レジデンツ見学
フランクフルト空港へ向かう移動中にユネスコ指定の世界遺産のひとつ、ヴュルツブルクのレジデンツ(宮殿)を見学。

世界遺産に選ばれた理由のひとつは、世界最大の天井絵(フレスコ画)が後世に全く手を加えない形で美しく残っていること。

この建物は約250年前(18世紀)、ノイマンが建築したバロック様式を代表する建造物で完成までに54年かかり、その間、実に7人の領主司教が統治。
元々、領主司教は山の上のマリエンベルク要塞に住んでいたのだが、ヨハン フィリップ フランツ・フォンシェーンボルンが街中に宮廷を移したもの。このレジデンツの初代の建築主。

中央に立つのは女神・フランコニア。周りに詩人・ワルターや彫刻家・リーメンシュナイダーら3賢人が。↓



レジデンツ内部は撮影ができないので、ここからはガイドブックから転載です。
天才建築家ノイマンは600㎡の巨大な一枚天井を設計し、その強固さに絶大な自信を持っていたといいます。

そのおかげで、1975年第二次世界大戦の英軍からの爆撃にびくともせず、巨大フレスコ画は守られました。(続きの他の部屋は爆撃による被害を受け、現在も修復中)


世界四大陸を描いた巨大フレスコ画。床から40m。縦32m、横18m。

画家・ティエポロが寝食を惜しんで描きあげ、本人および建築家・ノイマンの自画像もこの絵の中にいる!
4つの大陸でも自らのヨーロッパを文化の開けた華やかな大陸として描いている。


漆喰彫刻が見事な「白の間」↓
彫刻家 アントニオ・ボッシによる漆喰彫刻で、マリアテレジアの来訪に間に合わせるために、6ヶ月で仕上げられたもの!
その技法は、漆喰を貼りつけ、ひとつひとつ彫刻していく。

そして、この漆喰彫刻を施したボッシは他の部屋の装飾も任され、強行スケジュールによるストレスと過労から神経を病み、ついには精神病院で生涯を閉じたという。

こちらは「皇帝の間」↓
ベネチアングラスのシャンデリアが豪奢。
この部屋までが戦災を受けていない。ここでは現代ではモーツァルト演奏会が毎年行われている。


こちらは「謁見の間」↓
領主司教が使っていた部屋で天井が低い、壁画に見えるものは実は織物(絨毯のような)になっていて、保温性を高めている。あいさつに訪れる客と会う部屋。


こちらは「鏡の間」↓
VIPルームであり、密談をした部屋と言われている。鏡に施されている絵の修復は17年前にその技法が発見されてから続けられて来た。(鏡の裏から色づけするという技法)
天井には漆喰+金箔のほか、エナメルによって四大陸が描かれている。
黒いのは暖炉。その上には中国人を模した古伊万里の人形が置かれている。これは18世紀の流行。


庭園がまた素晴らしいです。
この門は公使館の宮廷庭園門↓









by bolind_fan | 2007-10-14 00:00 | ★2007ドイツ研修旅行★
ラストディナー >>
XML | ATOM

skin by excite